どうも、ビルメンひとりです。
このブログを始めてから、初めて質問箱で質問を貰った。
(質問者さんありがとうございます😆😆😆)
この質問の意図としては、現場の規模によって仕事の負荷が変わるかと言う事だと思う。
記事にするつもりはなかったけど、質問者さんの希望により、現場規模について記事にしてみる。
結論:大きい現場はキツイ
僕の経験則だけど、大規模な現場はキツイ現場が多いと僕は思っている。
実際、前職の大規模プラントにいた時は今に比べてキツイ現場だった。
(仕事内容はプラントもビルも変わらない)
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もちろん大規模現場でも楽な現場はあるんだけど、小規模現場に比べてその可能性は低くなる。
その理由は以下の通りだ。
- 覚える事が多い
- トラブルが多い
- 日常作業が大変
以下それぞれ詳しく説明する。
覚える事が多い
大規模現場は小規模現場に比べると、設備機器の種類が多い。
よって、大規模現場のビルメンは覚える事が多いから、必然的に激務な現場になりやすくなる。
普通規模の現場なら新人は大体一ヶ月で独り立ちするんだけど、僕のいたプラントだと独り立ちまでに半年は必要だった。
その半年は、基礎的な設備知識はもちろん、図面の読み方からバルブの位置を全部覚えたりと仮眠を削りながら必死に勉強した。
そう考えると、単純計算で6倍覚える事が多いわけだから、大規模現場の方が大変だと言えるだろう。
トラブルが多い
大規模現場は設備の数も多いから、その分トラブルの数は増える。
また、機器の種類も多いから対応するトラブルの種類も多くなって、必然的に激務な現場が多くなる。
だから、大規模現場のビルメンは大変だと言えるだろう。
大規模現場で特に辛いのはトラブルが同時に発生した時だ。
設備の数が多ければそれだけトラブルの同時発生が多くなるから、これが結構辛い。
実際、前職のプラントで7つのトラブルを4人で対処した時は、辛すぎて頭がおかしくなりそうだった。
大規模現場の場合、配置される設備員の数も多いけど、それ以上に設備が多いから一人当たりの仕事の負荷は多い。
そう考えると、大規模現場の方が大変なのかなと思う。
日常作業が大変
大規模現場はトラブルがなくても、日常作業だけで結構大変だったりする。
まず大変なのは巡回点検で、建物が大きいから巡回に無茶苦茶時間がかかる。
例えば、前職のプラントだと巡回に2時間以上かかったし、多分一日の歩行距離は10kg以上はあったと思う。
また、設備の数が多いと言う事は、それだけ設備の点検も多い事になり、毎日の作業量が多くなる。
実際、僕のいたプラントでも毎日何かしらの設備点検が入るから、日勤の場合は一日中プラントで作業する事も多かった。
そう考えると、大規模現場の方が作業量が多くなるのは必然であり、大規模現場ビルメンは大変だと言えるだろう。
オフィスビル=楽なのは間違い
以上が質問への答えなんだけど、現役ビルメンとして一つだけ反論したい事がある。
それは、「オフィスビル=楽」なのは間違いだと言う事だ。
僕の経験上、オフィスビルだから楽と言う事はあり得ない。
冷静に考えれば、商業施設や病院で使う設備とオフィスビルの設備はほとんど同じなのだから、オフィスビルが楽と言うのは間違いだと分かるだろう。
また、商業施設のビルメンは不特定多数のお客さんと関わるイメージも間違いで、作業の依頼はオーナーとテナントからしか来ないから、不特定多数のお客さんと関わる事はほとんどない。
実際僕の会社で見ても、病院の天国現場もあれば、オフィスビルの激務現場もあるからほとんど当てにならないと言えるだろう。
だから、楽な現場を選ぶ時は建物の用途よりも、建物の規模や築年数の方が大事だと思う。
まとめ
今回は、ビルメンの大規模現場について記事にしてみた。
確かに、大規模現場のビルメンはキツイ現場が多いから、楽をしたいなら選ばない方が良いと思う。
でも、裏を返せばたくさんの経験を積めるわけだから、未経験でビルメンになる人は一度経験しとくと良いのかもしれない。
実際、今僕が一人現場で楽できてるのは大規模プラントの経験が大きいから、最初から楽な現場に行くと後々辛いと思う。
そう考えると、大規模現場も悪くはないなと思っている。
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