どうも、ビルメンひとりです。
投資において分散の知識は一番重要な知識だと言っていい。
そして、一言に分散と言っても色んな種類があって、それぞれ回避できるリスクが全く違う。
だからこそ、分散は種類ごとにしっかりと理解する事が重要だ。
そして、個人投資家からこれから紹介する4種類の分散を知っておけば良いと思う。
今回はその4つの分散について紹介する。
資産の分散
資産の分散とは、株式や債券など複数の資産に分散する事だ。
投資資産はそれぞれメリットとデメリットがあるから、資産を掛け合わせる事でリスクを回避する。
例えば、株は金利や価格変動のリスクが大きいけど、債券を持つ事でそれらのリスクを減らす事が出来る。
逆に債券はインフレに弱いから、株や不動産を持っておくとそれらのリスクに対応出来たりする。
こんな感じで資産を組み合わせると、リスクを回避しつつ高いリターンを狙えるから無茶苦茶重要だ。
実際、過去の統計的にリターンの9割は資産の配分比率で決まると言われている。
だから、これから投資を始める人は資産の分散の概念を必ず押さえておこう。
市場の分散
先ほどリターンの9割は資産配分で決まると話したけど、資産配分のリターンやリスクは資産の種類だけで決まるわけじゃない。
投資する市場にも大きな影響を受ける。
例えば、アメリカの市場と日本の市場ではカントリーリスクが異なるし、同じ日本でも東証一部とジャスダックではリスクが異なる。
だから、国や市場のリスクを回避するには、複数の市場に分散投資する事が重要だ。
個人投資家の場合なら、日本・先進国・新興国の3つの市場に分散すれば問題ないと思う。
一般的には、日本や先進国の投資商品はリスクが低く、新興国はリスクが高いとされる。
新興国の場合は先進国に比べて、政情が不安定で戦争や経済危機が起きやすいからだ。
ただ、少子化のように先進国固有のリスクもあるから、一概に新興国が悪いとは言えない。
そう考えると、両者それぞれを組み合わせてリスクヘッジする事が重要だと思っている。
銘柄の分散
銘柄の分散とは、文字通り銘柄を複数持つ事で、個別企業のリスクを回避する事だ。
普通、分散投資と聞くとこの分散を思い浮かべるのではないだろうか?
株式や債券は倒産すると資産価値がゼロになるから、1つの銘柄に集中すると資産がなくなるリスクが大きい。
だから、たくさんの銘柄を持つ事で個別企業の上場廃止や株価下落のリスクに備えるわけだ。
ただ注意したいのは、銘柄の分散と言ってもただ複数の銘柄を持てばいいわけじゃない。
いくらたくさんの種類の銘柄を持っても、同業種の銘柄ばかり持っていたら意味がない。
分散投資をする場合は、業種や業界、企業規模が広く分散されるように銘柄を保有すべきだ。
そうする事で、個別企業のリスクだけじゃなく、その業界特有のリスクなどを回避する事が出来る。
だから、ファンドを選ぶ時は特定の業種に特化したファンドよりも、様々な業種に分散されたインデックスファンドをおススメする。
時間のリスク
時間の分散とは、マーケットタイミングのリスクを回避する事だ。
バブル期の時に全資産を株に突っ込むと、将来暴落して損する可能性が出てくる。
だから、投資する時期を複数に分ける事で、高値で株を買うリスクを減らすわけだ。
有名な時間リスク回避法としては、ドルコスト平均法と言う方法がある。
この方法は毎月 or 毎年ごとに一定額を積み立てるやり方の事だ。
例えば500万円の貯金がある場合、500万円を一気に投資するんじゃなく、1年ごとに100万円ずつ分けて投資をする様な感じだ。
時間のリスクは地味なせいかあまり語られる事がないけど、このリスクを無視するとバブル崩壊の餌食になるから無茶苦茶重要だ。
学者の研究によると、株価のタイミングで儲けた投資家は一人もいないそうだから、全ての投資家は時間の分散を心掛けるべきだと思う。
まとめ
今回は個人投資家が知るべき4つの分散を紹介した。
投資の記事だと難しく書かれてるけど、分散は複数の銘柄や資産に分ける事でリスクを分散するだけの事に過ぎない。
そして、投資は長期的に期待値がプラスだから余計なリスクを排除して、安定的にリターンを増やそうとしているだけだ。
分散の知識を知っておけば、投資で大きな失敗をしなくて済むからこの記事を読んで、ぜひ分散の知識を知って欲しいと思う。
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