どうも、ビルメンひとりです。
最近ラジオで知ったのだけど、一人の住人のクレームによって長野市の公園が閉鎖された事が話題になってるらしい。
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ネットで調べてみると、どうやら名誉教授の夫人が公園の騒音に耐え兼ねて、長野市に長年クレームを出し続けた結果、青木島遊園地と言う公園が閉鎖になったと言うのが経緯みたいだ。
僕も今のアパートに引っ越した当初に隣人の騒音トラブルに悩んだ事があるから、このニュースを知って色々考える事があった。
なので、今回はこのニュースについて思った事を書いていく。
騒音は本人にとっては重大な問題だ
このニュースのコメントを読んでみると、たかが騒音で子供の遊び場がなくなるのがかわいそうと言う意見が多数派だ。
騒音は取るに足らない些細な事だと考えていて、住人はちょっとくらい我慢しろと言う感覚なんだと思う。
だから、子供が遊んでいる音に我慢できない住人は、こらえ性がなくてわがままな人だと思っているに違いない。
でも、残念ながら騒音が大した問題じゃないと言う意見は完全に間違っている。
実際騒音は、生活のQOLを大きく下げる大きな問題で、過去には騒音が原因で殺人事件が起きた事もあるくらいだ。
そして、こんな事はネットでちょっと調べれば簡単に分かる事なので、騒音を我慢しろと言うコメントを書いている人は、そんな簡単な事も出来ない頭が残念な人なのだと思う。
そんな人の為に、一応騒音が重大な問題である理由を話しておこう。
下の画像は環境省が定めた騒音の環境基準で、この基準を超えると騒音になる。
ソース
公園の騒音は住宅街の昼間だろうから、55デシベルを超えると騒音になる事が分かる。
そして、下の画像は騒音の目安だ。
ソース生活音で騒音になる基準と目安とは db(デシベル)で徹底比較
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上記の基準を見ると、騒音の基準は結構厳しい事が分かる。
普通の声の会話ですら55デシベルを超えるから、公園で子供が遊ぶ音は間違いなく騒音に入るだろう。
以上の事から、騒音を我慢すべきと言う意見は完全に間違いであり、今回のクレームは正当性があると言える。
そう考えると、この名誉教授の夫人は完全な被害者であり、批判されるのは間違っていると言えるだろう。
騒音に対する自助努力も多少は必要
先ほど話した通りこの名誉教授夫人のクレームは正当だから、批判されるのはおかしいと思う。
ただ一方で、彼女はもう少し騒音に対して自助努力をした方が良いのではないかとも思う。
例えば、公園の音が気になるなら耳栓をするとか、家の中で音楽をかけるとか色々工夫する余地はある。
特に公園の騒音は大体昼間なのだから、家の中がうるさいなら外出したっていいのだ。
正当な権利を主張する事も大事だけど、それは自分で対処できる事をやってからの方がいいと思う。
社会はお互いさまで成り立っているから、一方が権利を主張すると相手も強く権利を主張してきて、大きなしっぺ返しを食らう可能性も高い。
僕も隣人の騒音問題に悩んだけど、最初から警察に来てもらったわけじゃない。
最初は寝る時に耳栓を付けたり、ラジオを付ける様にするなど自分なりに工夫した。
それでも、騒音を防げないから警察に電話したのだ。
まぁ、これは正しい間違ってるの話じゃなくて好みの話だから他人に強要はしないけど、そうした方が自分が生きやすいんじゃないかなと思う。
名誉教授はただの称号に過ぎない
ネットのコメントで一番驚いたのは、名誉教授を上級国民だと思っている人が無茶苦茶多い事だ。
大学出た人なら分かると思うけど、名誉教授って役職じゃなくてただの称号だ。
(高卒、専門卒の人は知らなくて当然だけど、知らなくて批判するのは良くないな。)
大学教授もサラリーマンだから定年退職すると教授の肩書がなくなるけど、名誉教授は死ぬまで名乗る事ができる。
要するに、定年後の肩書を保持する為のモノだから、名誉教授だからって給料がもらえるわけじゃない。
そう考えると、名誉教授ってそんなにすごいモノじゃないし、ましてや政治に影響を与える事なんてまずない。
仮に政治に強い影響力を与える名誉教授がいたとしても、それはその人が凄いのであって名誉教授だから影響力があるわけじゃない。
そう考えると、名誉教授からのクレームだから市が忖度したと言う説はバカバカしいと言わざる得ない。
だから、名誉教授と言う理由で批判している意見が多いのを見て、滑稽すぎて爆笑してしまった。
まぁでも、ネットは声の大きい一部のバカの意見が話題になりやすいから、まともな常識を持った大多数の人は分かっているだろうと信じている。
まとめ
今回は青木島遊園地の閉鎖問題について思った事を書いた。
僕は長野市の決定に対して肯定も否定もする気はない。
上っ面の情報しかないのに、正しくその是非を論じる事はできないからだ。
ただ、騒音や名誉教授に対して間違った意見が多かったので、色々書きたくなったのだ。
僕は結構ネットニュースを見る事が好きだから、ニュースの感想記事もこれからちょくちょく書いていきたいなと思ってる。
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