高橋まつりさんについて思う事

2022年12月25日日曜日

ニュース感想 雑記

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どうも、ビルメンひとりです。

高橋まつりさんの母・美幸さんが手記を発表したらしい。

まつりさんが自殺したのは12/25だから、このタイミングの手記発表なのだろう。

参考記事

あの電通自殺から7年も経っている事を知り、時の流れの速さを痛感する。

僕は当時からこの件に関心を持っていて、いくつか思っている事がある。

今回はその事について書いていきたい。

Twitterは若気の至りで許そうよ

この自殺が大きな話題になったのは、まつりさんが東大卒の電通社員である事が大きい。

ただ、まつりさんの自殺がネットで叩かれたのは、彼女のツイートが大きく影響している。

上の画像は彼女のツイートの一部だ。

これだけで全てを判断するのは危険だけど、学歴主義のエリート思考で他人をバカにしている傾向を読み取る事ができる。

自殺で話題になった時にこのツイートが発見された為、自殺したにも関わらずまつりさんは叩かれる事になってしまった。

確かに、いくら自殺した人間でも他人を見下す人に同情する人は少ないし、ネットで叩きたくなる心情は分からなくもない。

実際、僕も当時は彼女の自殺は自業自得であり、無能なエリートが無様に死んだに過ぎないと思っていた。

でも、30過ぎた今考えてみると、彼女のツイートはただの若気の至りに過ぎないかなと思う。

確かに、24歳にもなってエリート思考丸出しのツイートをするのは、常識がなくて頭が悪いと思う。

でも、程度の差はあれ、この年頃の若者ってこんな感じじゃないか?

誰しも20代前半の時って、根拠がないのに何でも出来そうみたいな万能感を持っているだろう。

僕だって20代の時は、発達障害持ちの無能なのに、仕事が人並み以上に出来ると本気で勘違いしていた。

特にまつりさんは東大出のエリートだから、人よりも大きな万能感を持ってたとしても不思議じゃない。

そう考えると、彼女のツイートは若気の至りで誰しもが通る道だから、そんなに目くじら立てて怒る必要はないんじゃないか?

だから、まつりさんのツイートで彼女の人間性を批判するのは、流石に可哀そうだと思ってしまうのだ。

この世には完璧な人間などいないのだから、もう少し若気の至りに寛容であってもいいと思う。

本物のプライドと偽物のプライド

この自殺問題で一番感じるのは、プライドには本物と偽物があると言う事だ。

先ほど見た通り、彼女はエリート思考だからプライドが高いと考えられる。

それ自体は悪い事じゃないし、まつりさんは努力して東大を出たのだからプライドを持つ事は当然のことだ。

よくプライドじゃ飯は食えないと言って、プライドをバカにする人がいるけど、僕はそうは思わない。

確かに、仕事は他人様からお金を貰う事だから、時にはプライドを捨てる必要がある。

でも、プライドがあるからこそ大変な仕事をずっと頑張れるし、やりがいも生まれるのだと思う。

逆に、プライドがないなら仕事は続かないだろうし、犯罪行為など安易な金儲けに手を出してしまうのではないだろうか?

ただ、プライドを持つ時に重要なのは、本物のプライドを持つべきだと言う事だ。

本物のプライドは役に立つ。

辛い時に自分を支えてくれるからだ。

でも、偽物のプライドは有害でしかなく、偽物のプライドを持つならプライドを持たない方が良い。

本物と偽物のプライドの見分け方は簡単で、今までのプライドが環境に合わなくなった時に、そのプライドを捨てれるかどうかだ。

プライドって自分を支える大事なモノだけど、一方で思い込みの要素が強いから環境が変わるとそのプライドが合わなくなって、自分のQOLを下げる要因になる。

そう言った時に、そのまま過去のプライドを維持するのが偽物のプライドであり、こう言った人は社会が変化すると生きづらくなってしまう。
(老害なんかが最も典型的な例だ。)

一方、こうした時にプライドを捨てて再出発出来る人は本当のプライドを持つ人で、社会の変化があっても楽しく生きていける。

禅には捨てる事は活かす事だと言う言葉があるけど、プライドの場合にも当てはまる言葉で、生きづらくなる考え方を捨てる事で自分の新しい人生が開けてくるのだ。

もちろん本当のプライドを持つ事は難しくて、人間には認知的不協和があるから中々今までの考え方を捨てる事ができない。

とは言え、その認知的不協和を乗り越えるのが、高いプライドを持つ者の責務だと思う。

そう考えると、まつりさんは仕事が辛くなった時に会社を辞めたり、休職するなど自分を変える努力をするべきだったと思う。

若いとは言え、もう24歳の良い大人なのだから、会社におんぶにだっこは流石にダメだと思う。

そう言う点では、電通だけに非があるのではなく、彼女自身にも大きな非がある様に思う。

親への相談ってよっぽどだぞ😡😡

はっきり言うと、僕はまつりさんの母親が嫌いだ。

この自殺は母親がしっかりしてれば止めれた自殺の可能性も高いと思うし、何より自分が被害者ヅラしている事が腹立つ。

なぜそう思うかと言うと、この母親はまつりさんから会社を辞めたいと相談を受けているからだ。

どんなに仲が良い母娘でも、子供が親に退職の相談をするってよっぽどだぞ?

親に相談する時点で、もう子供は正常な判断が出来ない状態になっていると思う。

これは僕にも経験があって、新卒でパチンコ屋に就職した時に、毎日の叱責が辛すぎてうつ病一歩手前まで行った事がある。

その時は仕事前になると毎日嘔吐するぐらい辛くて、とてもまとな判断ができる状態じゃなかった。

それでも親に申し訳なくて辞めると言えず、仕事が辛い事を親に話してたんだけど、両親は僕の異変に気付いたのかパチンコ屋を辞める様に強く言われた。

と言うか、退職届を親の前で書かされたくらいだから、ほぼ強制的に退職させられたと言っていい。

そのおかげでうつ病にもならずに今楽しく暮らせてるけど、もし親が動いてくれなかったら今頃自殺していたかもしれない。

で、この経験を踏まえて考えると、親に辞めたいと言っている時点で全く動かない母親は流石に罪だと思う。

もちろんまつりさんは社会人だから、親が気づけないからと言って批判されるべきではないと思うけど、自分が被害者ヅラするのはお門違いな気がする。

そして、自分の事を上げて電通を批判してるんだから、ネットで叩かれるのは当然だと思う。

まとめ

今回は高橋まつりさんの自殺について思っている事を書いた。

この自殺自体に同情する気持ちはあるし、本人には冥福を祈りたいと思う。

ただ、遺族はこの問題を風化させたくないのなら、この自殺について批判的な考察をするべきだと思う。

母親は責任を電通に求めているけど、社員には辞める自由があったのだから、嫌ならやめればいい話だ。

彼女はもういい大人であり、退職の判断まで経営者側に求められても困ると思う。

そう考えると、電通を悪者にするやり方は次に繋がらない非生産的なやり方だと僕は思う。

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ぎりぎり昭和生まれの独身男 社会人になってから25社以上の転職を繰り返して、現在は底辺ビルメンに落ち着いた 発達障害持ちで生まれてから彼女が出来た事がない真正童貞 このブログではそんな底辺男の日常を綴っていくつもり

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