最近京都の長岡京市で、上半身裸での学校健診を辞める事を求める要望書が提出されたらしい。
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子供が恥ずかしがる気持ちは分かるが、この要望書を出した人は間違っていると言うのが僕の意見だ。
今回は僕がそう思う理由を書いていきたい。
恥ずかしいのは分かる
まず強調して言いたいのは、子供が恥ずかしがる事自体を批判してない事だ。
正直、僕も学校健診が嫌いだったから、気持ちは痛いほど分かる。
僕は小学生の時から毛が濃かったから、健診で上半身裸になると必ずからかわれた。
大人になった今なら他愛のない笑い話だけど、子供の時は結構辛かった。
子供の時は身体的な特徴でいじめられやすいし、メンタルも弱いから上半身裸になる事を恥ずかしがるのは自然の事だと思う。
そんな経験をした僕だけど、大人になった今健診で裸になる事は必要だと思っている。
これからその理由を話していく。
側弯症と虐待の発見
子供の健診時、上半身裸になるのは側弯症と虐待の発見をする為だ。
側弯症とは背骨が横に捻れる病気で、症状が重いと痛みが出たり、内蔵の機能不良になったりする。
側弯症は子供の時になりやすいから学校健診で見ているのだけど、診断は上半身裸にならないと難しい。
だから、学校健診では上半身裸になるのだ。
また、虐待の暴力は服の下を狙われる事が多いから、上半身裸になるべきなのは言うまでもない。
これだけ理由があるのだから、上半身を脱がないで健診するのはリスクが大きいと僕は思う。
確かに、嫌な事はやらない方がいいけど、人生には嫌でもやるべき事がある。
この学校健診で裸になるのも、その一つなんじゃないだろうか?
ただ、脱ぐのは医者の前だけにするみたいな対策は、あっても良いのかなとは思う。
自己診療で受ければ?
てか、そんなに学校健診が嫌なら、自分で医者に行って来れば良いじゃん。
子供は法律で健康診断を受ける義務があるけど、それは必ずしも学校の健診じゃなくてもいい。
医者に5000円くらい払えば、検査と学校提出用の診断書を書いてくれる。
何でか忘れたけど、中学の時に学校健診を受けれなかった事があって、その時病院で検査を受けた事があるけど問題なかった。
そんなに裸を見られるのが嫌なら、女性の医者がいるクリニックで健診を受ければいいわけで、現状の制度でも普通に解決策があるのだ。
だったら、労力をかけて要望書を作るよりも、黙って年に数回5000円払う方が早くないか?
そう考えると、申し訳ないが要望書を出した親たちは非合理だなと思う。
まとめ
今回は学校健診の上半身裸問題について私見を書いた。
さっき要望書を出した親を非合理と断じたが、親の気持ちも多少は分かる。
確かに、大切な娘の裸を男性医師に見られていい気のする親はいない。
でも、子供の健康には代えられないし、頻度だって年数回しかない。
そう考えると、我慢するなり対策するなり親が努力をするべきだと僕は思う。
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