どうも、ビルメンひとりです。
昨日図書館でこんな本を借りて読んだ。
この本は死にたいと考える人・・・特に思春期の若い人向けに作家や有名な人が様々な見方で文章を書いている本だ。
僕は結構辛い思春期を送ってきたから、この本を読んで色々考えさせられた。
なので、今回は僕なりに「死にたいと考える人」へ文章を書いてみたいと思う。
嫌な事からは徹底的に逃げろ
これはこの本でphaさんが書いていた事と同じなんだけど、嫌な事から逃げる事ほど大切な事はないと思う。
学生時代の僕は生きる事が無茶苦茶つらかったけど、大人になってから比較的楽しく生きれる様になった。
その理由は大人になって、嫌な事から逃げる事を覚えたからだ。
僕は小中高を通じていじめられてきたけど、両親に心配かけたくなかったし、逃げたら負けだと思ってたから、学校に行き続けた。
そのおかげでそれなりの大学は行けたけど、無茶苦茶辛かったし、生きている事に価値を見出せなかった。
でも、社会人になって嫌な事から徹底的に逃げる事にしたから、死にたいと思う事はほとんどなくなった。
確かに、今でも思い通りにならない事ばかりの人生だし、社会的には底辺なおっさんだけど、この世界もそこまで悪くはないなと思える程度にはなってきた。
嫌な事から逃げると、当然嫌な事をやらなくて済むから精神的にスゴク楽になる。
だから、社会や世界を少しだけポジティブに見れるのだと思う。
もちろん、嫌な事から逃げると周りから冷たい目で見られたり、バカにされる事もある。
でも、人間命あっての物種で、自分の心身を守る事が最優先だから気にする必要はない。
また、逃げた時にバカにしてくる人は友達じゃないから、速攻で縁を切ろう。
こんな感じで死にたいと思ったらガンガン嫌な事から逃げまくる事をおススメする。
死にたい気持ちは生理現象
大人になった今考えると、僕は死にたいと言う気持ちを重く考えすぎてたなと思う。
僕が思うに、死にたいと思う事は特別な事じゃなくて、人間なら誰しも持っている自然な感情なのだ。
死にたいと思う時って、何か大きなミスをしたとか、仲間外れになったとか、人生が上手くいかない時だろう。
そして、人生が上手くいかない時に死にたいと思うのは自分だけじゃなく、人間なら多少の差はあれ、誰でも考える事なのだ。
要するに、悪口を言われて悲しくなったり、麻雀で役満を振り込んで腹が立ったりするのと同じようなものだと考えればいい。
そう考えると、辛い時に死にたいと思う事は生理現象みたいなものだから、そう思う事について自分を責める必要は全くない。
例えば、悪口を言われて悲しくなる事を責める人はいないだろう。
(悪口を言われる事自体に悩む人はいるかもしれないが。。。)
まぁそうは言っても、人間の感情は機械みたいに制御できない。
だから、今の僕も死にたいと思ったら自分を責めるかもしれない。
でも、死にたいと思う事は人間の自然な感情だと知っているだけでも、少しは心持が違うのかなと思う。
死にたい気持ちはただの体調不良?
これは最近気づいたんだけど、メンタルの調子が悪い時って体の調子も良くない事が多い。
前回の記事で冬季うつの事を話したんだけど、マッサージに行って体のコリを取ったら大分メンタルの調子も良くなった。
前回記事
こう考えると、死にたいと思ってしまうのは体が弱っている時に、メンタルにダメージを受けたからなのかもしれない。
なので、「死にたい」「消えたい」と思ったら、体を養生する事が案外解決の糸口になるのではないかと思うのだ。
風邪を引いたら大人しく寝ている様に、死にたいと思ったら仕事や学校を休んでダラダラしよう。
それでも、治らなかったら病院に行く事をおススメする。
脳の疲れを癒そう
あと、養生する時に重要なのは、体だけではなく、脳も休める事だ。
今はスマホやPCから大量の情報が目から入ってくる。
たまにならいいけど、毎日大量の情報が入ってくると、脳も疲れてきて情報を処理しきれなくなる。
そうすると、自律神経などが上手く働かなくなって、死にたいと思う様になってしまうのだ。
だから、死にたいと思った時は体だけではなく、脳を休める事が重要になるのだ。
そして、脳を休める為に一番効果があるのは瞑想をする事だ。
瞑想言うと敷居が高いと感じるかもしれないけど、自分のペースでやればそんな事はない。
僕がやっている瞑想は「安定打座」と言うブザーを使った瞑想で、ブザーの音を聞くだけの簡単なものだし、10分程度で終わる。
まぁ、瞑想は色んなやり方があるから、いろいろ試してみて自分のあった瞑想をすればいいと思う。
ただ、この様に瞑想が一番いい方法だけど、死にたいと言う気持ちが強い時は瞑想をやる気力すらない事がほとんどだ。
そういう時は、情報断食をしよう。
情報断食とは言葉通り情報を受け入れる量を減らす事で、簡単に言えばスマホやネットを見ない事だ。
そうすれば、脳に入ってくる情報量は激減するので、脳を休ませることができる。
本や漫画も読まない方が情報を断食できるんだけど、そうすると暇をつぶすのが難しいので、それ位は読んでいいと思う。
まとめ
今回は死にたい、消えたいと思う人に文章を書いてみた。
これは健常者・障碍者に限らず、人生はままならないから、死にたいと思う事は誰にでもあると思う。
それなのに、世間は死にたいと言う気持ち自体を否定してしまうのは、いかがなものかなと思ってしまう。
否定するよりもその気持ちを受け入れて、周りが話を聞いてあげるようにした方が本人にとっても社会にとっても良い気がするのは僕だけだろうか。
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